梅雨の時期に食中毒になりやすい食べ物って何?もし食べるならどう調理すれば良い?
毎日の家族の食卓を彩るお料理。
子育てに頑張っているママや、仕事と家庭を
両立している奥様たちは、限られた時間と戦い
ながらも色々と工夫を重ねておられると思います。
そんな中、春先から梅雨、そして夏と暑い時期に
料理をしていて気を付けなければならないこと・・・
それは、食中毒ですね。
気を付けながらの調理に、日々努められていると
思いますが、今日はそんな奥様たちのために知って
おいて絶対に損はない情報をお届けします。
食中毒になりやすい食べ物って何?
食中毒を起こしやすい食品としては、生鮮食品が
第一にあげられます。
肉類や魚介類、卵、およびその加工品などで、
特に加熱していない料理に多くみられます。
と、これだけ書いても参考にならないと思います
ので、まずはこれらの食材から感染する細菌に
ついて紹介します。
『サルモネラ菌』
食肉の汚染率は20~30%といわれ、鶏卵の
汚染率が増しています。

(原因食品)
牛、豚、鶏などの食肉・卵類。
(対策)
・肉類や卵は加熱調理し、生肉は食べない。
・卵を保管するときは1個1個を離して保管する。
・ネズミ・ゴキブリ駆除を行う。
食肉の汚染率は20~30%といわれ、鶏卵の
汚染率が増しています。

(原因食品)
牛、豚、鶏などの食肉・卵類。
(対策)
・肉類や卵は加熱調理し、生肉は食べない。
・卵を保管するときは1個1個を離して保管する。
・ネズミ・ゴキブリ駆除を行う。
『カンピロバクター』
主に食肉を介した食中毒を起こし、低温でも菌が
生存します。
(原因食品)
食肉やその加工品(特に鶏肉)。
牛乳や飲料水。
(対策)
・肉類は加熱調理し、飲料水も煮沸殺菌する。
・生肉と調理済み肉類を分けて保存する。
主に食肉を介した食中毒を起こし、低温でも菌が
生存します。
(原因食品)
食肉やその加工品(特に鶏肉)。
牛乳や飲料水。
(対策)
・肉類は加熱調理し、飲料水も煮沸殺菌する。
・生肉と調理済み肉類を分けて保存する。
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『腸炎ビブリオ』
1~8%の塩分濃度で増殖するため、海水が格好の
住みかとなっています。
水温が15度を超えると増殖します。
(原因食品)
夏場の魚介類、とくに生で食べる刺身や寿司。
(対策)
・魚介類は、低温管理する。
・魚介類は真水で洗い、できるだけ加熱調理する。
・魚介類と他の食品との接触をさける。
1~8%の塩分濃度で増殖するため、海水が格好の
住みかとなっています。
水温が15度を超えると増殖します。
(原因食品)
夏場の魚介類、とくに生で食べる刺身や寿司。
(対策)
・魚介類は、低温管理する。
・魚介類は真水で洗い、できるだけ加熱調理する。
・魚介類と他の食品との接触をさける。
もし食べるならどう調理すれば良い?
食中毒の予防法としてまず初めに思いつくのは、
食品を加熱することだと思います。
これは菌によって有効な場合と、そうでない場合が
あります。
● 過熱による予防が出来る菌
『ボツリヌス菌』
『ウェルシュ菌』
『腸炎ビブリオ』
『サルモネラ菌』
『大腸菌』
● 過熱による予防が出来ない菌
『ブドウ球菌』
『フグ毒』
『毒キノコ』
このように見てみると、過熱によって予防できる菌が
多いことが分かります。
しかし、ブドウ球菌だけは加熱による予防が出来ま
せん。(-_-;ウーン
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では、どのようにして防げばいいのでしょうか?
ブドウ球菌は健康な人の皮膚などにも存在しますが、
特に調理する人の手に傷や湿疹があって傷口が化膿
している場合は食品を汚染する可能性が高くなります。
このような場合には調理は避けましょう。
これ以外には、
● 調理する人はしっかりと手を洗い殺菌する。
● 食品の保存は低温保存する。
● 調理器具の洗浄殺菌をしっかりと行う。
● 調理後は出来るだけ早く食べる。
このようなことに気を付ければ大丈夫です。ヽ(*^^*)ノ
夏場は作り置きなども避ける方がベストですね。
また牛乳などの乳製品、卵製品、肉やハムなどの
加工品、穀類とその加工品(おにぎりやお弁当)。
他にも、ちくわ、かまぼこ、など調理する時に素手で
扱うものは食中毒の原因に多いそうです。(・・;)

ブドウ球菌の食中毒。
その原因となりやすい食品として覚えておきましょう。
そして、夏のお弁当などは細心の注意を払わなければ
ならないと言う事です!
お弁当にしてもって外出することの多いおにぎりも、
ラップを使うなどして直にご飯に触れないで握るの
が良いですね。
おかずが冷めないうちに弁当箱に蓋をしてしまうと、
湿気がこもり菌が繁殖しやすくなるので、しっかり
冷ましてからふたを閉めることも大切です。

保冷BAGや保冷剤などを活用して、弁当箱を出来る
だけ低温に保つことも有効なので積極的に活用しましょう。
まとめ
今まで何となく
「加熱すれば大丈夫かなぁ!?」
など変な臭いがしなければ大丈夫とか、そのあたりの
配慮のみで調理をしてきた方も多いのではないでしょうか?
私自身もそうだったのですが、食中毒は正しい知識を
持つことで充分に防げるので、これからは今まで以上に
気を付けていこうと思います。